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コミュニティカレッジの底力

部下思いのボスのおかげで火曜日から6連休のサンクスギビング・ホリデーを迎えることになりました。久しぶりにのんびりと家で過ごそうと思っていたのですが、せっかくの平日休みなので母校のバンカーヒル・コミュニティカレッジへ遊びに行くことに。

関連ブログエントリー:
ちょっと早めのサンクスギビング


    

大学のキャンパスに到着したのはお昼ちょっと前だったのですが、キャンパスのどこもかしこも学生でいっぱい。私が通学していた5年ほど前に比べて学生数が激増していたのでびっくりです。

  bhcc02.jpg
  深夜から始まる大学の講義に関するニュースを報じる
  The New York Times の記事


バンカーヒル・コミュニティカレッジは1年ほど前から夜 11:45 から始まる深夜コースを開講して全米のニュースでも取り上げられたりしたのですが、この深夜コースも需要が多いようで徐々にその数が増えているよう。

深夜コースに関する記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ:
"New Meaning of Night Class at 2-Year Colleges"

コミュニティカレッジへ進学する人の数が増加しているのはやはり景気が不安定なため、ファイナンシャル・エイドで大きな借金を抱えてまで4年制の私立大学へ進学することを疑問視する人たちが増えてきているのが理由の1つにあげられると思います。他には社会人の人たちがスキルアップや新しいキャリアへ移行するのを目的としている場合もあるでしょう。

深夜コースに受講者が集まるのは社会人や家族の世話をしなければいけない人たちが、自分たちに都合の良い時間に少しずつでも大学の講義を受講しようというやる気の表れだと思います。日本は「学歴社会」だと言われるけれど、アメリカの「学歴社会」は実にシビアですからね(アメリカの学歴社会についてはそのうちお伝えします)。

学生の需要を察して深夜コースを始めるところが、やはり幅広い年齢層やバックグラウンドの学生を抱えるコミュニティカレッジならではだなぁと、思いました diary43.gif




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コミュニティ・カレッジについて読んでみる:

  




    
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やられたっ!

大学も無事に卒業したので久しぶりにスミスカレッジへ編入するまで通っていた、バンカーヒル・コミュニティカレッジへ遊びに行きました。 ボストンにあるこのコミュニティカレッジはマサチューセッツ州にいくつもあるコミュニティカレッジの中でも一番生徒が多くて活気があります。 大統領就任式の翌日でみんな疲れてお休みしていたのか、ウエスタン・マサチューセッツからボストンまでは交通量もとても少なくスムーズに行くことが出来ました。

いざバンカーヒル・コミュニティカレッジに到着してメインのロビーに入ってみると、以前にも増す混み具合。 もうどこもかしこも人、人、人! ロビーで早速お世話になったことがある教授に遭遇したので手短に挨拶と近況報告を済ませて、理系の教授のオフィスがあるエリアへ移動。 


boston04.jpg
写真:ボストンの中心地へ向かう


再会を楽しみにしていた化学の教授がオフィスで待っていてくれました。 この教授にはスミスへ編入してからも化学の授業で解らないところがあると質問したりして、ずーっとお世話になっています。 卒業の報告と今後どんな仕事に就きたいかを話すと、「あ、そういう理系の仕事に就きたいなら僕が以前勤めていたバイオテック企業にまだ同僚たちがいるから、レジュメかCVとカバーレターを送ってくれれば同僚たちに渡すよ」と、企業との橋渡しを買って出てくれました。 どこまでも面倒見の良い教授です。 それに、やっぱりネットワークは大切ですね。 スミスに編入してからもメールしたり、ときどき直接会いに行ったりしておいて良かった diary43.gif その後あまり長居しては教授のご迷惑になるので(と言ってもその時点で既に30分以上経過していたと思う)、別の教授陣に会いに行きました。

この教授たちからは授業があるので授業の途中で取る15分の休憩に合わせて訪ねて来るようにと、予め言われていました。 いざその時間に合わせて教室へ行ってみると、休憩を取っている様子はなく生徒達でいっぱいでした。 それで教室の外から授業の様子を伺っていると、教授に教室の中に入るようにと勧めるので授業中の教室に入って行くと、教授が生徒達に「今日はこのカレッジの卒業生でその後スミスカレッジに進学した elle さんが来てくれました」と、紹介するではありませんか。 この段階になってもともと教授は授業に参加している生徒たちに私を紹介するつもりだったことにやっと気付きました。 「やられたっ!」と思った時には既に生徒たちの注目がこっちに向けられていたので、進学する時のポイントやコミュニティカレッジに在学中にどのようなことをしておくと良いかなどをアドバイス。 これから4年制大学へ進もうとしている生徒たちの役に立つことが出来たのだろうか。

後日、新聞で読んだのですがアメリカの景気が悪くなって以来コミュニティカレッジで単位を取れるだけ取っておいてから4年制大学へ編入する学生の割合が増えたようです。 さらには失業した人たちや失業を心配する社会人の間ではキャリアの変更や新たな知識を身につけるために、学費が手頃なコミュニティカレッジで受講するケースも増加しているみたい。 どうりで私がコミュニティカレッジへ遊びに行った時も人が多いはずです。 


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Charlestown を散歩する

ボストン・コモンやファニュエル・ホール、ポール・リビエラの家などと共にフリーダム・トレイルのコースの中に含まれているバンカーヒル・モニュメント。フリーダム・トレイルに挑戦する人たちはボストン・コモンからスタートしてファニュエル・ホールでだいたいリタイアしてしまうので、バンカーヒル・モニュメントまでたどり着く人は意外と少ないようです。


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いつ訪れても観光客が少ないバンカーヒル・モニュメントですが、実は地下鉄を利用すれば結構簡単に行けてしまいます。

まずは地下鉄、オレンジ・ラインに乗って Community College 駅で下車。駅を出るとバンカーヒル・コミュニティカレッジがありますが、そこからモニュメントまでは徒歩15分程度です。


charlesTown04.jpg
(写真:坂の上に立つバンカーヒル・モニュメントをめざして坂を登る。)

モニュメントのあるチャールスタウン (Charlestown) のエリアは華やかな観光地ではないのでモニュメント以外は住宅がほとんど。よくメインテナンスされているレンガ造りのタウンハウスやアパートメントが並んでいるかと思えば、「取り壊さなくて大丈夫?」と誰かに尋ねたくなるような建物があったりします。


charlesTown03.jpg
(写真:坂の上からははるか向こうにボストンのビル街が見える。)


charlesTown02.jpg  charlesTown.jpg
(写真:裏路地の風景。)


コミュニティカレッジに通っていた頃は、運動不足解消のためによくチャールスタウンのエリアを散歩しました。散歩してみるとそれまで知らなかった街が身近に感じたりしますよね。散歩の仕上げはたいていモニュメントが立つ辺りからボストンのダウンタウンを眺めたり、チェルシーのエリアを眺めたりしてたっけ・・・ 懐かしいなぁ balloon_16.gif

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学費を節約するにはこんな手もある

アメリカの大学へ進学しようと思うと留学生はもとより、一般のインフレ率よりも遥かに速いペースで値上がりしているアメリカの学費は、アメリカ人の生徒にとっても悩みの種になっています。 例えば私学のボストン大学は学費と諸経費だけで$ 30,402 (300万円以上)。ということは、4年間この大学に通おうと思うと1,200万円以上になります balloon_78.gif さらに本代やその他の生活消耗品、そして寮費、食費などを入れると金額は膨らむ一方です。 最近、地元紙でも報道されていましたが、良い大学を出てそれなりの仕事に就いたにも拘らず、学費ローンに追われて非常に窮屈な生活を送るヤング・エリートが増えている理由が、この学費からも簡単に想像していただけると思います。

このような理由から、アメリカでは多くの生徒が工夫して少しでも学費を節約しようと努力しています。 その中でも成績の良い悪いに関係なく節約できる方法が、最初の2年をコミュニティ・カレッジで学ぶというもの。 例えばボストン・エリアにあるコミュニティ・カレッジの中で多分最もポピュラーなBunker Hill Community College (バンカー・ヒル・コミュニティ・カレッジ)なら年間の学費(1年で24単位取得する場合)は留学生で$ 7,344(約74万円)。マサチューセッツ州に住む生徒なら$2,400 (約25万円)。 -注:学生ビザのステータスである以上、何年マサチューセッツ州に住んでもこの金額は適応されません。

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おわかりの通り、私学に比べて年間の学費は3分の1以下に節約することができます。ちなみに、公立の4年制大学、University of Massachusetts, Boston (マサチューセッツ州立大学、ボストン校)の学費は年間で留学生の場合が $9,383(約95万円)、マサチューセッツ州在住の生徒で $4,017 (約40万円)。コミュニティ・カレッジへ最初の2年間通学した場合、公立4年制大学に比べて年間で約20万円は節約できます。- 注:ここで紹介した学費は2005年のものです。学費は毎年上昇しています。

コミュニティ・カレッジと言うと、あまりレベルの高くない生徒が行く大学だと思っている人たちも少なくないようですが、Bunker Hill Community Collegeの出身で、その後、ブッシュ大統領の出身校でもあるYale University (イエール大学)へ編入した人や、ヒラリー・クリントンの出身校である Wellesley College (ウェルズリー・カレッジ)、Tufts University (タフツ大学)へ編入した人たち。さらには Harvard University(ハーバード大学)、 MIT (マサチューセッツ工科大学)へ編入したひとたちもいます。 彼らになぜ最初にコミュニティ・カレッジへ行ったかを尋ねてみると、たいてい「学費が安く済むから」や「高校を卒業して何年も経ってからの大学進学なので、徐々に大学生活に慣れて行きたかったから」という答えが返ってきます。

そして学費の他にコミュニティ・カレッジへ行く場合には以下のようなメリットもあります:

1. Universityと呼ばれる、規模の大きな大学に比べて1クラスの人数が少ない。例えば Bunker Hillのサイトを見てみると平均で1クラス、17人のようです。 これがマサチューセッツ州立大学、ボストン校だとクラスによっては100人前後。当然のことながら、教授が1人の生徒に費やすことの出来る時間は非常に限られてきます。

2. 2年制なので、4年制大学への編入に協力的。4年制大学から他の4年制大学へ編入した人の話を聞いてみると、4年制大学では自分の大学の生徒が他校へ編入するのを好ましく思わない場合が多いので、他校への編入を希望する生徒をバックアップする体制が整っていないようです。

3. 卒業後、4年生の大学への編入を希望する場合、気がたるむことなく勉強できる。これは私の想像ですが、取りあえず4年制大学へ最初から入ってしまうとそこそこの成績を維持してその大学を卒業することも可能ですが、2年後に他の大学へ編入しなければならないとなると、2年後の編入を考えて気がたるむことなく真面目に勉強できるかもしれません。

もちろん夫々、向き不向きがあるのでコミュニティ・カレッジへ進学するのを全ての人にお薦めすることはできませんが、学費に制限がある方なら、こういう節約方法があることを知っておいても損はないと思います。


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