スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Food, Inc. -アメリカの食品産業の現状-

この週末は2月15日が Presidents Day だったおかげで3連休だったので、以前から観たいと思っていたドキュメンタリー映画 "Food, Inc." を観ました。この作品はラボのスタッフの間でも何度も話題にのぼっていて、観たスタッフからは「このドキュメンタリーを観ると色々な食品が食べられなくなるよ」と言われていました。

ラボのスタッフたちが言っていた通りこのドキュメンタリーを観ている途中から「これからは買うのを控えよう」と思う食品が続出。例えば手頃な価格のアメリカ牛がどのように飼育されているかをこのドキュメンタリーで観た後は、ちょっと値段が高くてもやっぱり良質のお肉を買うほうが安全だと思いました。


   


この作品では5年ほど前にこのブログで紹介した First Food Nation という本の著者として知られる Eric Schlosser 氏が登場して、アメリカの食品産業の大手企業が消費者の健康よりも会社の利益を優先している姿が浮き彫りにされていきます。さらには FDA (食品医薬品局) などの政府機関も一般消費者よりも大手企業の繁栄を優先している構図が明らかになっていきます(極端な資本主義のアメリカで何年も暮らしているとこの事実にはさほど驚きもしませんが・・・diary51.gif)。

Food, Inc. は今年のアカデミー賞のドキュメンタリー部門にもノミネートされています。


このブログの応援をおねがいしまーす 人気ブログランキングへ



アメリカの食品産業を知ってみる
 
 
スポンサーサイト

Black History Month

2010.02.08 アメリカ生活
2010年になってから仕事が忙しくてなかなかブログの更新ができずにいたら、もう2月ですね。2月と言えばアメリカではアフリカン・アメリカン史月間なので、メディアも2月になると番組などでアフリカン・アメリカンについて取り上げます。

そもそも学校で習うアメリカ史ではアフリカン・アメリカンが奴隷船に詰め込まれてアメリカへ無理矢理連れて来られたということや、アメリカで暮らすヨーロッパ系の移民が奴隷として連れて来られたアフリカンに強制労働を強いたり、彼らを奴隷として売買することで巨額の財を気付き上げた、という経緯や奴隷解放が行われた後も根強くアフリカン・アメリカンに対する差別が長年にわたって続いた(そして現在でも続いている)ことには触れないので、Black History Month がなかったら、アフリカン・アメリカンの歴史は一般にはほとんど知られないまま終ってしまうでしょう。



       


私がアフリカン・アメリカンの歴史を振り返るたびに必ず頭に思い浮かぶのが、ここに掲載した写真。数年前にメリーランド州、ボルチモアにある The Reginald F. Lewis Museum でこの写真を見た時にとても衝撃を受けて、その場で泣きそうになったのを覚えています。当時のアメリカで奴隷として生きるということは、作業の途中でちょっとでも手を止めたり足を止めたりしようものなら容赦なく鞭で打たれ、仮に誰かと恋に落ちてその相手との間に子供が出来ても、その子供は奴隷主によってあっさり他の奴隷主に売られてしまい、奴隷主の機嫌をそこねようものなら残虐な扱いを受けた後に殺されてしまうということだった・・・というのをこの博物館に展示品の数々から簡単に理解することが出来ました。

その後も Urban Sociology や Urban Politics、そして African American Study を通してアフリカン・アメリカンが他の人種より劣っているように見られる根源を考えるようになってからは、「オバマ氏が大統領になったアメリカでは人種差別は過去のものだ」とか「アフリカン・アメリカンにはやる気がない人が多いからいつまでたっても貧困が続いているだけだ」などという見解はアフリカン・アメリカンの歴史やアメリカの社会構成をあまり知らないことから発生するものだと思うようになりました。


今日も応援おねがいしま~すdiary21.gif  人気ブログランキングへ



Black History Month にお薦めの本
 


  


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。