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翻訳夜話

今まで買っておきながら全然読もうとしなかった「翻訳夜話」(村上春樹・柴田元幸)を読みました。今まで色々な著書の翻訳を手掛けてきた二人が翻訳について語っているのを収めた本なのですが、読み始めてみたらとても面白くて2日ほどで読み終えてしまいました。

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翻訳夜話 / 村上春樹・柴田元幸

実は日本に居る時に短い期間ではありますが翻訳をしていたことがあります。翻訳といっても実務翻訳なので機械のマニュアルや何かの商品のキャッチ・フレーズや、市町村の案内のパンフレットとかです。縁があって翻訳会社に雇って頂いたのですが、私は高校までしか行っていなかったし英語だって1年ちょっと留学していただけなので、この翻訳会社の社長は別に私に何も期待していた訳ではなかったようです。実際に私の社内でのポストは一般事務でした。今となっては何がきっかけで翻訳の仕事が回ってきてしまうようになったのかあまり覚えていませんが、たぶん人手不足だったのでしょう(笑)。

酔ってすっかり気が大きくなっているような時でも「私は翻訳業に向いている」とは思ったことがないので、今後も翻訳を主だった仕事にするつもりは全くありませんが、少しは産みの苦しみや翻訳をする時と余暇で単に原文を読む時とでは明らかに使っている頭の部分が違うのは、理解できるようになりました。翻訳をする時は明らかに日本語を意識しながら読んでいるのですが、自分の余暇に英文小説を読んでいる時はいちいち日本語になんて置き換えてないですからね~。

翻訳は語学が達者かどうかよりも「如何に原文を深く読み取ることができるか?」の方が大切な気がします。だから想像以上に地味な仕事で、鶴の恩返しの鶴のごとく、人知れずせっせと仕事を仕上げていかなくてはなりません。某漬物屋のフレーズみたいに「根気と忍耐」(中部地方限定フレーズ!?)の世界です。

でも趣味の範囲でたまに翻訳をしてみたりすると、既に読んだことがある小説の中にも新しい発見があると思うので、お時間のある方は一度お試し下さい。

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