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ER 体験記 -骨折の巻-

2008.05.08 アメリカ生活
もう何年も前の話になりますが、まだ雪が残るボストンの歩道で足首を骨折しました。雪解け水が氷になって歩道の一部に張り付いているところへ、足をとられて転倒。あまりの痛さに歩道に座り込んでいると偶然にも通りがかった人が、「大丈夫?救急車を呼びましょうか?」と声を掛けてくれました。一瞬 「ここはアメリカだから救急車がタダとも思えない。幾らかかるんだろう?」 と思ったものの、あまりにも痛かったので救急車を呼んでもらいました。

ボストンでは救急車を呼ぶともれなく消防自動車とパトカーもやって来ます。野次馬の人たちに見守られながら、無事にストレッチャーに載せられて救急車の中へ。救急員の人は私の足首を見るなり「あ、これは完全に骨折してるわ」と一言。鎮痛剤として「モルヒネを投薬しましょうか?」と言われましたが、モルヒネと聞いてちょっと引いてしまった私は「病院に着くまで我慢します」と断ってしまいました。

それが大きな間違いであるとは知らずに diary41.gif




病院のER で無事にチェックインを救急員の方に済ませてもらい、あとは待つことに。それにしても救急員の人に「早く見てもらいたかったら、大袈裟に泣きなさいね」と言われたのが気にかかる。

この日は私のように氷に足を取られて転倒した人が20人前後も同じ ER に運び込まれていた上、似たような理由で自動車事故が起って運び込まれた人も多かったらしく、ER は満員状態。私はストレッチャーに載せられたまま、ER の通路に置かれたままでした。看護婦さんにはじめて声をかけてもらうまでに待つことおよそ2時間。血圧が低いので血圧を点滴で上げてからじゃないと、鎮痛剤は投薬できないと言われました。

そして血圧を上げるための点滴を持って来てもらうのに更に待つことに (ここまでで既に病院に到着してから3時間以上が経過です)。その頃やっと病院へ駆けつけてくれた hubby が到着。通路に置かれたままの私の手を握って、心配そう。

やっと研修医がやって来て足首のレントゲンを取ってもらい、「骨折しています」と言われたのは通路に置かれたまま6時間が経過した頃です。そんなの6時間前から判ってるゾ!と思ったのは、言うまでもありません。その後やっと鎮痛剤投薬。

そうです。骨折した時点から約6時間も痛みに対する処置は何もなし(ストレッチャーで通路に置かれたまま)。こんなことになると知っていたら、救急車の中で鎮痛剤を投薬してもらってたのに・・・鎮痛剤で痛みをコントロールしてもらうまで、あまりの痛みにどうリアクションしていいのかすっかり判らなくなった私は、笑ってみたり泣いてみたりの意味不明なリアクションを hubby の前で繰り返していました。

再び研修医が表れてストレッチャーに乗った私を個室に運び、足首を固定してくれたのはその3時間後。ここまでの所要時間は9時間以上。あと数時間の我慢が出来るのなら、日本へ帰れてしまいます。


この経験から学んだこと
1- 救急車で病院に運び込まれる場合に、救急員に「どこの病院へ搬送したら良いですか?」と聞かれることがあるので、万一に備えて予め病院を家族で決めておいた方が良い。

2- 転倒して骨折した時に ER で早く診てもらいたかったら「転倒のさいに頭を打った」というと、診察が優先されるようです。

3- 救急車の中で鎮痛剤を投薬してもらったり点滴を打ってもらったりすると、その代金が追加されるので救急車の代金が更に高くなります。(救急車を呼ぶだけで約7万円程度は覚悟しましょう。しかも保険によっては救急車代はカバーされないものがあります。)

4- 怪我や病気で病院にお世話になる前に、保険でどこまでカバーされるか予め把握しておきましょう。アメリカの医療費は日本では考えられないほど高いです。

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